白雪姫は赤い毒林檎の夢を見るか ガンダムエース12月号感想
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またしても2ヶ月間が空いてしまいました。お久しぶりです。 現在Frozen Teardropは、ドクトルT(旧トロワ)の一人称で語りが進んでおりますが、順調に行けば、来月の後編で6巻までの原稿がたまることになります。 今月のカトリーヌの発言により、来月にはFTのいろんなレベルでの構造が一気に明かされそうな予感がひしひしとしてきましたので、当たり外れが分からないうちに、私の考え、あるいは予想を書き留めておこうと思いました。
よって、外れることを前提に書いております。来月指さして笑ってください。
しかし、考えている時はすんげー楽しいですね!
EW(OVA版)1巻では、中盤に五飛の裏切りがトロワに明かされ、終盤にヒイロに明かされて、ヒイロが衝撃を受けるところまでが語られています。 これを今回に適用すると、カトリーヌの裏切りがフォボスに明かされ(MCファイル2)、それ以外にもプリベンター陣営に裏切りがいることがカトリーヌによって明かされます(MCファイル4中編)。 もし、Frozen Teardropの構造が、Endless Waltzをある程度なぞっているとしたら、恐らくはここまでが1幕ということになるでしょう。 3幕構成はお話作りの基礎の基礎でもありますし……。 6巻で1幕ということは、もやもやっとプロットを妄想すると、だいたい全20巻くらいの規模ではないかと思います。恐らく、敗者たちの栄光もその頃までの連載でしょうし、1度目のどんでん返しを持ってくるなら、そろそろ頃合いのタイミングではあります。
1巻時点でまともに動いたガンダムがアルトロン1機だったという点も、いまだにマント姿の2機しか公開されていない現状と妙にかぶりますね。
無闇やったら音楽や文学からの引用や比喩が多いと感じられるかもしれませんが、その傾向がある、隅沢氏シナリオ担当の他作品を紹介しておきます。
「シナリオ」の部分と「ミッション」の項はなかなかニヤニヤできるのではないかと思いました。
おおむね、4つおよび無所属に分けられると思います。
戦闘がひっきりなしに続いていますが、まとめてみました。 各々の主観に基づくため、本当の作戦目的はこの通りではないかもしれません。
とここまでまとめて、ようやく何がしか語れる感じになりました。 長かった……。
順当に考えればこれまでに登場している誰かなのですが……。 ドクトルTの言うとおり、今までにガンダムを横流しできる立場になかったにも関わらず、マントを横流しできたのは誰か、という点で絞り込んで良いと思います。
彼女が裏切っているとすれば、その理由は2種類考えられます。
仮に火星連邦と地球圏がつながっているとすれば、腑に落ちる点があります。 リリーナからドロシー(=プリベンター)への、ヒイロ覚醒の依頼(=オペレーション・ミュートスの発動)が通じたことです。 リリーナ自身は、火星に平和をもたらすために地球圏の力を借りるのはふさわしくないと言っていますが、どうも彼女の中では、ヒイロの所属は統一国家ではないという認識のように見えます。一見矛盾しているようですが、それは案外正しいのかもしれません。
ガンダムパイロットたちが考える「オペレーション・ミュートス」が、例えば、ちょうどイヴ・ウォーズの際のピースミリオンのように、ガンダムを用いて火星の第3勢力となって戦争を阻止するものであったとして、仮に統一国家の考える「真のオペレーション・ミュートス」を妄想してみました。 まどろっこしく書けないので1行にまとめます。
ガンダムパイロットを火星騒乱の表に引きずり出して敵に仕立て上げ、潔く滅んでもらう作戦。かわりに火星圏は平和を手に入れる(かもしれない)。
火星の騒乱の原因はラナグリンの背後にいる、とナイナが言っているわけですが、ラナグリンを処断するためには、マーズスーツしか擁さない(技術力、軍事力に欠ける)火星連邦は戦力が低すぎる。ゆえに、プリベンターと共謀してガンダムと、あわよくばガンダムパイロットを得ようとしている。 ラナグリンの黒幕を引きずり出して倒して火星再統合して連邦に再統合、ガンダムパイロットたちは、そのための敵役を演じた上で歴史の舞台から退場してもらう。 抑止力として存在し続けていたガンダムパイロットを、神話にするための作戦。
こんな感じかなあと(すごく乱暴ですが)。 完全平和を実現してないけど、その落としどころは考えていません。 なぜなら、この妄想にはリリーナの本当の意志が(現状まったく不明)反映されていないからです。むしろ、「彼ら(ヒイロたち)は平和のためなら我が身を犠牲にすることも厭わないでしょう」とか普通に言いそうなので怖いです。 ナイナたちとカトリーヌの考える完全平和の実現方法も、今のところ見えてきていないですしね……。 あと、ついドロシーを悪っぽく書いてしまいましたが、だって彼女、「ヒイロならこれくらいの逆境は切り抜けて当然ですわ」とか言い放ちそうなんですもの……。
ここで何とも言えないのが老師張の立ち位置で、彼はプリベンターでもあり、ガンダムパイロットでもあります。すべてを知って行動しているかもしれないし、何も知らされないままプリベンターの中で孤立させられていたかもしれないし、その切れる頭でいろいろと察知しているかもしれません。が、おおまかにはガンダムパイロットとプリベンターの中間の立ち位置になっていくのではないかと予想します。
もしこれに近い展開があれば、当面の構図は火星連邦・プリベンターvsガンダムパイロットvsラナグリンの三つ巴となり、勢力的に均衡すると思います。 また、大した根拠はないのですが勘として、それぞれの勢力にスポットが当てやすくなっていく気がします。今のキュレネの風入れての5勢力は、さすがにとっちらかり過ぎですよ。
以上、素人の予想に過ぎませんが、いつかネタ明かしがされるまでのメモとして残します。 きっと外れるけどね!(爆)