2011.10.28 Fri.

白雪姫は赤い毒林檎の夢を見るか ガンダムエース12月号感想

またしても2ヶ月間が空いてしまいました。お久しぶりです。
現在Frozen Teardropは、ドクトルT(旧トロワ)の一人称で語りが進んでおりますが、順調に行けば、来月の後編で6巻までの原稿がたまることになります。
今月のカトリーヌの発言により、来月にはFTのいろんなレベルでの構造が一気に明かされそうな予感がひしひしとしてきましたので、当たり外れが分からないうちに、私の考え、あるいは予想を書き留めておこうと思いました。

よって、外れることを前提に書いております。来月指さして笑ってください。

しかし、考えている時はすんげー楽しいですね!

Endless Waltzとの類似構造について

EW(OVA版)1巻では、中盤に五飛の裏切りがトロワに明かされ、終盤にヒイロに明かされて、ヒイロが衝撃を受けるところまでが語られています。
これを今回に適用すると、カトリーヌの裏切りがフォボスに明かされ(MCファイル2)、それ以外にもプリベンター陣営に裏切りがいることがカトリーヌによって明かされます(MCファイル4中編)。
もし、Frozen Teardropの構造が、Endless Waltzをある程度なぞっているとしたら、恐らくはここまでが1幕ということになるでしょう。
3幕構成はお話作りの基礎の基礎でもありますし……。
6巻で1幕ということは、もやもやっとプロットを妄想すると、だいたい全20巻くらいの規模ではないかと思います。恐らく、敗者たちの栄光もその頃までの連載でしょうし、1度目のどんでん返しを持ってくるなら、そろそろ頃合いのタイミングではあります。

1巻時点でまともに動いたガンダムがアルトロン1機だったという点も、いまだにマント姿の2機しか公開されていない現状と妙にかぶりますね。

PSゲーム「マクロスVF-X2」との関連性について

無闇やったら音楽や文学からの引用や比喩が多いと感じられるかもしれませんが、その傾向がある、隅沢氏シナリオ担当の他作品を紹介しておきます。

「シナリオ」の部分と「ミッション」の項はなかなかニヤニヤできるのではないかと思いました。

火星における勢力について

おおむね、4つおよび無所属に分けられると思います。

火星連邦
ただし、内部では親地球圏国家派と反地球圏国家派に分裂している。紛争解決のために軍事力を用いている。
所属者:リリーナ、ノイン、ナイナ、ミル、カトリーヌ(ガンダムパイロット→)、ラナグリンのゼクス(→ラナグリン)
所有機動兵器:ハートの女王、無慈悲な妖精たち、無人機250機、プロメテウス、MDマグアナック40機
所有技術:マーズスーツ、PPP
プリベンター
地球圏統一国家大統領直属の諜報組織。
所属者:ドロシー、キャシィ、老師張
所有機動兵器:ガンダムエピオンパイ
所有技術:ガンダム
ガンダムパイロット
老師張に依頼され、新たな4機のガンダムを製造し、後継者を擁した集団。プリベンターとは協力関係にある。
所属者:ファザー、ドクトルT、W教授、キャスリン、ヒイロ、デュオ、フォボス、カトリーヌ(→火星連邦)
所有機動兵器:スノーホワイト、ワーロック、シェヘラザード
所有技術:ガンダム、ナノマシン兵装
ラナグリン共和国
反地球圏国家として火星連邦を離脱し、宣戦を布告する。
所属者:ラナグリンのゼクス(火星連邦→)、ヒルデ
所有機動兵器:ガンダムエピオン、ビルゴIV
所有技術:MD、ナノマシンハッキング、PPP対抗(研究中)
孤立、バックアップ不明
所属者:キュレネの風
所有機動兵器:トールギスヘブン
所有技術:MS、ナノマシン兵装

これまでの交戦について

戦闘がひっきりなしに続いていますが、まとめてみました。
各々の主観に基づくため、本当の作戦目的はこの通りではないかもしれません。

1. カトリーヌ追撃
作戦目的:プロメテウスの奪還
交戦勢力:火星連邦vsガンダムパイロット
2. エピオン襲来
作戦目的:スノーホワイト、ワーロックの奪取
交戦勢力:ラナグリン共和国vsプリベンター、ガンダムパイロット
3. 無人マーズスーツ襲来
作戦目的:スノーホワイト、ワーロックの奪取
交戦勢力:火星連邦vsプリベンター、ガンダムパイロット、キュレネの風
4. カトリーヌ追撃その2(途中)
作戦目的:プロメテウスの奪還
交戦勢力:火星連邦vsガンダムパイロット

とここまでまとめて、ようやく何がしか語れる感じになりました。
長かった……。

カトリーヌの言う「裏切り」とは誰か

順当に考えればこれまでに登場している誰かなのですが……。
ドクトルTの言うとおり、今までにガンダムを横流しできる立場になかったにも関わらず、マントを横流しできたのは誰か、という点で絞り込んで良いと思います。

W教授か?
岡目八目な言動、ヒイロを医療カプセルに叩き込む、ロックを解除してスノーホワイトを動かそうとするなど、あからさまに怪しいのですが、怪しすぎて逆に違うと思います。
カトリーヌのW教授への決別も、演技とはあまり思えません。
何より、スノーホワイトとワーロックの製作者である彼は、今のような回りくどい真似をしなくても、いつでも2機を持ち出せたはずです。
ファザーか?
PPP打たれるわ、老人になっているわ、この人にできそうなことが正直思いつかな(略)
仮にワーロックを持ち去ろうとすれば、息子と正面衝突しなければならないわけで、恐らく難しいでしょう。
デュオJrか?
先月は彼が裏切っているんじゃないかと思ったんです。しかし、単に裏切ってるよりも彼のメンタルは相当深刻だと思います。
フォボスか?
カトリーヌからあれだけの殺意を投げつけられるのが裏切り者とは(略)
ドクトルT?
まさかの語り手犯人説ですが、ミステリでそれはないと(略)
ヒイロ?
今まで寝てたのにどうやって横流ししろと。
老師張?
やろうと思えば、2機が極冠基地に納入された時点で(略)
ただ、下記で述べるように、どちらかというと容疑の濃い側です。
キャシィか?
個人的には、最も怪しいと思います。彼女にまつわる設定は、「オペレーション・ミュートスの発動を老師張に伝えに来た」程度しか明かされていません。
老師張とは既知の間柄で、ファザーとJr、ヒイロとは面識がなかったようですが、それ以外の人間関係は一切明らかになっていません。ガンダムに乗れるかも不明です。
マントは、ヴォヤージュに積んでいた予備を渡したとすれば可能ではないでしょうか。
足の速いヴォヤージュと鈍足のショーフック2でプロメテウスを挟撃するはずが、プロメテウスがやけに北迂回ルートを取っていたのも不可解です。ヴォヤージュとプロメテウスが海上で接触して、受け渡しを行った可能性もあります。
そうなるとフォボスと老師張、特にフォボスが危機かもしれない……。
すみません、よく考えたらリリーナを拾いに行ったんでした。しかしリリーナとノインが北極冠基地に足を踏み入れているわけで、彼らも単に茶を飲みにだけを目的に基地に乗り込んできたわけではないような……。あと、DNAスキャンとかセキュリティまみれだったゲートが勝手に開いたのが変です。
そもそも、あまりガンダムパイロットと親しくない彼女は、彼らを裏切ったところでダメージはあまりありません(除く老師張との関係)。

キャシィが裏切っていると仮定した上での仮説

彼女が裏切っているとすれば、その理由は2種類考えられます。

火星連邦またはラナグリン、その他勢力からプリベンターへのスパイ
彼女が火星生まれかどうかは明言されていませんが、もし火星生まれであれば、その可能性はなくもないです。
大統領からの命令
ガンダムパイロットが考えているオペレーション・ミュートスと、統一国家が考えているオペレーション・ミュートスが食い違っているかもしれません。
これまでの記述によれば、地球圏から派遣されているだけのプリベンターに大きな軍事力はありません。となれば、事態を収拾するためには、どこかの勢力の力を借りなければなりません。
「マリーメイアの叛乱」では、ガンダムパイロットの力を借りました。
今回、それが火星連邦内の親地球圏国家派である可能性はあると思います。

仮に火星連邦と地球圏がつながっているとすれば、腑に落ちる点があります。
リリーナからドロシー(=プリベンター)への、ヒイロ覚醒の依頼(=オペレーション・ミュートスの発動)が通じたことです。
リリーナ自身は、火星に平和をもたらすために地球圏の力を借りるのはふさわしくないと言っていますが、どうも彼女の中では、ヒイロの所属は統一国家ではないという認識のように見えます。一見矛盾しているようですが、それは案外正しいのかもしれません。

真のオペレーション・ミュートス(妄想)

ガンダムパイロットたちが考える「オペレーション・ミュートス」が、例えば、ちょうどイヴ・ウォーズの際のピースミリオンのように、ガンダムを用いて火星の第3勢力となって戦争を阻止するものであったとして、仮に統一国家の考える「真のオペレーション・ミュートス」を妄想してみました。
まどろっこしく書けないので1行にまとめます。

ガンダムパイロットを火星騒乱の表に引きずり出して敵に仕立て上げ、潔く滅んでもらう作戦。かわりに火星圏は平和を手に入れる(かもしれない)。

火星の騒乱の原因はラナグリンの背後にいる、とナイナが言っているわけですが、ラナグリンを処断するためには、マーズスーツしか擁さない(技術力、軍事力に欠ける)火星連邦は戦力が低すぎる。ゆえに、プリベンターと共謀してガンダムと、あわよくばガンダムパイロットを得ようとしている。
ラナグリンの黒幕を引きずり出して倒して火星再統合して連邦に再統合、ガンダムパイロットたちは、そのための敵役を演じた上で歴史の舞台から退場してもらう。
抑止力として存在し続けていたガンダムパイロットを、神話にするための作戦。

こんな感じかなあと(すごく乱暴ですが)。
完全平和を実現してないけど、その落としどころは考えていません。
なぜなら、この妄想にはリリーナの本当の意志が(現状まったく不明)反映されていないからです。むしろ、「彼ら(ヒイロたち)は平和のためなら我が身を犠牲にすることも厭わないでしょう」とか普通に言いそうなので怖いです。
ナイナたちとカトリーヌの考える完全平和の実現方法も、今のところ見えてきていないですしね……。
あと、ついドロシーを悪っぽく書いてしまいましたが、だって彼女、「ヒイロならこれくらいの逆境は切り抜けて当然ですわ」とか言い放ちそうなんですもの……。

ここで何とも言えないのが老師張の立ち位置で、彼はプリベンターでもあり、ガンダムパイロットでもあります。すべてを知って行動しているかもしれないし、何も知らされないままプリベンターの中で孤立させられていたかもしれないし、その切れる頭でいろいろと察知しているかもしれません。が、おおまかにはガンダムパイロットとプリベンターの中間の立ち位置になっていくのではないかと予想します。

もしこれに近い展開があれば、当面の構図は火星連邦・プリベンターvsガンダムパイロットvsラナグリンの三つ巴となり、勢力的に均衡すると思います。
また、大した根拠はないのですが勘として、それぞれの勢力にスポットが当てやすくなっていく気がします。今のキュレネの風入れての5勢力は、さすがにとっちらかり過ぎですよ。

以上、素人の予想に過ぎませんが、いつかネタ明かしがされるまでのメモとして残します。
きっと外れるけどね!(爆)

2011.05.29 Sun.

ガンダムエース7月号感想

6/25にはFrozen Teardropの3巻が出ますよ!
敗者たちの栄光1巻も緊急重版ですってよ!

ガンダムエースの感想は基本的にTwitterでつぶやいていたのですが、最近ネタバレTLに参加する方がとても多くなってきたので(大変うれしいことです)自分でも何を言ったんだか後からちょっと思い出しにくくなってまいりました。
そんなわけで、そろそろこちらでもFTの感想をぶちまけさせていただきます。
Twitterログのまとめですので、とりとめ一切ありませんが、それでもよろしければどうぞ。

Frozen Teardrop 連鎖の鎮魂曲Ⅲ・後編

■五飛vsラナグリンのゼクス

まさか、ガンダムで空戦ネタを拝む日が来るとは……!
隅沢さんの経歴にマクロス7とマクロスVF-X2の脚本参加がありますので、その頃に得た知識が活用されたと見ました。
接近戦を得意としていたファザーが、同じインファイトタイプの五飛の戦いぶりを解説してくれるのは、分かりやすくていいですね。
そしてゼロシステムを凌駕したのは五飛のナタクに対する愛であった。パトレイバーか。
で、ゼクスの台詞が一言もないのは、あのゼクスはやっぱりあれなのですか。デュオがTV終盤で交戦したMDヴァイエイトとMDメリクリウスにゼロを乗っけたようなものなのですか。

ちなみに、ACにはMS同士の空戦はほとんどなかったとのくだりについてですが、そうなった原因としては、まず空戦可能機種が(ガンダム系を除けば)エアリーズとトーラスしかなかったこと、トーラスはロールアウトが遅く、ほぼOZ専用の機種でしかなかったことが挙げられると思います。
また、通常の軍隊であれば陸海空に分かれているところを、ひとつに統合して運用したのがOZのMS運用のミソでもあったわけで(この辺はFT1~2巻参照)、例えば敵が空戦を仕掛けてきたとしても空戦機だけで対応するケースはほとんどなかったのではないでしょうか。
という憶測をしてみましたが、果たしてどうでしょうか。

あと、今回も五飛にナタクと呼ばれっぱなしの《エピオンパイ》は、機体色からして恐らく《エピオン・白》(パイは白の中国語読み)と表記した方が分かりやすいのではないかしら。

■キャシィさんの趣味

よく考えたらプロローグの頃から伏線を張っていたような気がしますが、キャシィさんの趣味はクラシック鑑賞ということで良いのでしょうか?
それとも仕事にBGMがないとやってられないタイプなのでしょうか(弊社にはよくいます)
再度パトレイバーのネタで恐縮ですが、ワーグナーの「ワルキューレの騎行」と言えば、内海課長がグリフォンのBGMにしようなどと企んだ挙句に、勝手に機体に外部スピーカーを搭載して、それを勝手にバドが使って正体が露見するなという流れで使われたので、私の中ではあの曲は敗北フラグでございます。

キャシィがコーヒーを淹れるのが上手いのは分かったんですが、逆にサリィさんは苦手とのことで、味音痴なのか、オフィスによくあるユニマットの作り置きみたいなので全然平気なタイプなのか、どっちなんでしょうかね……。

■ファザーの中二病が止まらない

「オレはデスペラード(=無法者、命知らず)だから、何事もビターな方が性に合っている。」

君の過去のあれのことを言ってるのなら、あれはただのヤンチャである。

■ウルカヌスは健在でした

今もなお健在かは知りませんが、やはりノイエンハイムが回収していました(とファザーは見ている)。
ですよねー。ですよねー!
二次創作の火星本でウルカヌスを回収させていた私としては、激しく頷くしかございませんでした。
それにしてもビルゴIVは強い。ガンダム史上最強の量産機ではなかろうか。

■渓谷の戦い

実は一番萌えたのがこの戦闘でした。
デュオJr可愛い! 最初えらい凄んで登場していた目つきの悪い子はどこに行きましたか。
機体の運用法も、父親のそれと似ているようで、微妙に得意なポイントが違っているようなのがとてもいいです。
手先が器用であることは、前回と前々回でちゃんと伏線を張っていましたしね。

スノーホワイトのバスターライフルの威力はウイングのバスターライフル以上、ゼロのツイン以下くらいの認識でいいのでしょうか。で、予備カートリッジあり、ゼロシステム搭載、……だんだんスペックが明らかになってまいりました。
ところで、予備カートリッジぶっ潰したということは、今後は予備なしでのライフル運用になるんですが、大丈夫ですかヒイロよ……。

ゼロシステム同士で戦術リンクするヒイロと五飛に加えて、Jrもファザーの預かり知らぬところでヒイロと連携を取り始めているのが可愛くて、チームとしてもこの先が期待できます。
親に秘密を作って子供は大人になるのだ。
まあ、相変わらず貧乏くじを引かされているようですが!(閃光と衝撃でぐらんぐらん)

ゼロシステム稼働中は通信できないというのは、スペック的にできないのではなくて、運用的にできないのだと考えます。
現にヒイロはこの後、稼働中に応答してきました。
ゼロを介さない通信を行うことで、ゼロと脳の接続精度が落ちてしまうのかもしれません。

■カトリーヌ再登場

地味ですが、もしかしてMCで初めて《ガンダム》の単語が出ましたか?
彼女が基地にハッキングを仕掛けたのは恐らく衛星ハッキング中~五飛交戦中だと思われますが、そうだとすると基地の人手不足が悔やまれ過ぎます。五飛はとっとと人員を充実させた方が良いのではないかと思います。
プリベンターは地球圏統一国家に属していて、火星連邦ともラナグリンとも敵対関係にあるようですが、ということは基地自体も極秘の存在だったということで良いのかしら? 場所を知られたということは撤退した方が良くない?
謎は深まる一方です。

■リリーナ様登場

彼女のティーセットはロイヤルコペンハーゲン、覚えた。
ロイヤルコペンハーゲンはデンマークのメーカーで、デンマークはAC暦にはサンクキングダム領のはず。つまりリリーナの故郷のメーカー。というセレクションだと思います。
敵地に乗り込んできた挙句に午後のティータイムというのはいったい何なんですか。脅しですか。
ノインさんには是非執事のスタイルでリリーナ様に付き添っていただきたいと思います。

『こちら白雪姫、何か用か』

ああやっちゃったよ! その恥ずかしいコードネーム! なんでそんなコードネームにしてしまったの!

ところで、ファザーたちが敵意を剥き出しにするほどリリーナ様がおかしくないように思うのですが、彼女の一体何がおかしくなっているんでしょうか。Twitterで頭を突き合わせて考えてみたのですが、

  • なんかか弱い感じがする
  • なんか勢いがない
  • ぼろぼろすぐ泣くのはおかしい
  • 妙に少女っぽいのがおかしい
  • もっと態度が大きくないとリリーナ様じゃない

……みんながリリーナ様をどう思っているのかよく分かったよ。
リリーナ自身も自分のおかしさに気付いているようなので、ファザー謹製のファイルで何かが変わることを期待します。

■ヒルデ生きてた!

暫定死亡フラグ折れた!
前回までの筋立てだと、明らかに死亡フラグ(あるいは、こう、震災直後にはとても掲載できないような生死不明のなりかたのフラグ)が立っていたので、無事でよかったです。
退場をきっかけにファザーとJrが変わらざるを得なくなるという展開だったと予想していたのですが、今回の生存の件で、誰か違う重要人物を据えようと予定していたところに再配置されたんじゃないかなーとか、そういう下衆い勘繰りをしてしまいました。でも嬉しいよ! 生きてさえいれば丸儲けですよ! あれだけデュオに戦わせてもらえなかった娘さんが、ついにリリーナ陣営に嫌がられる存在にまで!
でも何の博士なのですか。今までの経歴を見ていると文系バリバリに見えるのですが。

Image: 20110529.jpg

■トールギスヘブン

トールギス! ヘブン!

※画像は想像図です。

何というバカっぽいネーミングと思いましたが、デスサイズ→デスサイズヘル、トールギス→トールギスヘブンの流れと思えばたいしたことがないことに気づいてしまった。慣れって恐ろしいです。
それより、250機の無人マーズスーツを瞬時に撃墜する謎兵装の正体が気になります。
MD機を落とすのだから、ジャミング兵器なのかと思いますが、そうだとすると(MDと目される)エピオンも落ちないとおかしいしなあ……うーんうーん。

■PPP(パーフェクトピースプログラム)

ファザーへの注射が怪しいと思っていたら、やはり黒でした。風土病ワクチンと銘打っているのは、そうすることで接種率を高めるためだと思われます。もしかしたら、風土病自体がPPPのシステムの一環かもしれません。
恐らくナノマシンのようなもので、宿主の思考や行動に介入してくるものだと思うのですが(MGSのらりるれろ現象参照)、だとしても事故に巻き込んでみるとか、いろいろ抜け道がありそうなので、もっと斜め上でタチの悪いシステムを期待いたします。

ガンプラでワルツを

コミカライズ用の本気絵で誘い(ページをめくらせる)とか、卑怯よー!(シルビアの物真似で)
実際にこの画面をコミックの中で拝めるのは、ざっと計算して7年後くらいでしょうか……。

いざページをめくると、手で持ってブーンドドドってやってる高校生と大学生(学校に行っていれば)がいて、図らずも目から汗が出そうになりました。か、かわいい……世が世ならこうだったよね……。
必死に自分の機体のよさを主張している男の子2人と、もしかしてMSとかどうでもいいんじゃないかと思われてならないリリーナ様のギャップが可愛すぎます。

販促されるまでもなく、MGエピオンも発売当日に買います。
余談ですが、ヨドバシ梅田のレジ近くには、

「五飛教えてくれ、レジはいったいどこにあるんだ……ゼロはオレに何も教えてくれない」

などという謎のコントの張り紙が出ております。
五飛たんのアンサーはここには書きませんが、ちゃんとヒイロに教えてあげてましたよ! 親切だ。

敗者たちの栄光

トレーズ様がヴァンの写真を大事にしているっぽいのが追加ポイントですね。
やはり、何となくマリーメイアに似ている気がします。

それから今回は、扉絵で騒然となりました。髪解いたデュオの絵って、公式では初ではないですか?

ガンダムEXA

ときたさん作画の最新作。「エグザ」と読むのが正式だと思いますが、たぶん雑誌名にかけて「エクストラエース」の意味合いがこもっていると思います。
具体的な設定についてはまだ何も明かされていませんが、データに閉じ込められたりナビの超AIがハックされて帰還できなくなったりおまけに敵対勢力のダイバーに遭遇したりする王道展開がいつかきっと来るんですよね!(※思い込み)

ここから先、個人的には黒歴史は一つの世界における直列の歴史ではなく、並列する平行世界の総称だと思っているので、その思い込みと勝手に接続しますと……。
ふつうの直列黒歴史だったら、誰でもアーカイブを閲覧すれば黒歴史を閲覧できます。
が、もし黒歴史が平行世界の中に広がっているとしたら、多世界を観測できる量子コンピュータ(あのAIセシアとか)と特殊能力持ちのダイバーだけがあの施設を通して多世界歴史にアクセス可能とか、そういう妄想が膨らんでくるわけです。
どっかで見た設定だと思ったら『量子宇宙干渉機』(ホーガンのあれ)でしたが、よく考えたらガンダムは『星を継ぐもの』とかタイトル拝借してるし関連を指摘したところで今更でございました。

興味があるので早く世界の設定を知りたいところです。
きっとWも取り上げられると思うので、楽しみ!

……ツイートをまとめたら10KBになっておりました。ちょっとしたSS並みの分量です。
毎月こうなるかは分かりませんが、萌えたぎったらまた感想を書きたいです。

2011.03.02 Wed.

おまけドラマが2倍楽しめるかもしれない? 私家版用語解説

以下、おそろしくネタバレしています。

Frozen Teardrop 贖罪の輪舞にはそれぞれおまけのボイスドラマがついていて、下巻の方は「出撃! 白雪姫と魔法使い」というタイトルのミニドラマだったのですが、これまでガンダムWにはなかったあるシーンを克明に描いているので、おまけのくせになかなかの重要資料と化しております。

これに関しまして、有志内でお互いに起こした台詞を突き合わせて「ほぼ正解であろう」と思われる台本の復元に成功しております(この間わずか30分)が、実際には是非ご自分の耳で確かめていただきたいので、「これ何のこと?」と思われる用語の解説のみにとどめておきます。

また、いくつかの用語は私の憶測が混じっていますので、誤っているかもしれませんし、物語の展開や設定の公開によって今後変わるかもしれません。
あくまでも参考に留めていただければ幸いです。

繰り返し申し上げるようで何ですが、萌えるので実際に聞くに限ります。

インパルスドライブ反応炉(Impulse Drive Reactor)
推力を得るための反応装置。動力源は(ACと設定が変わっていなければ)核融合と思われる。
※元ネタがスタートレックなら、たぶんこれで合ってる……。
インジェクター(Injecter)
燃料噴射装置、転じてエンジンコントロールシステムを指すと思われる。
ナイナー
「9」のこと。ドイツ語では「ナイン」は「否」の意味になるため、語尾を変化させている。
※他人と通信をやりとりするための発音なので、ヒイロがちゃんと会話してる(相手はヴォヤージュのオペレータ?)!と無闇に感動してしまいました。
イグニッションコイル(Ignition Coil)
エンジン点火装置。おそらく現代のそれとは技術も規模も違いすぎるのではないかと思われる。
タクシー(TXY)
タキシング(地上滑走移動)の略。航空機の場合は誘導路上で車輪で行うことが多いが、スノーホワイトが可変機かどうかは未だ不明のため、車輪移動か歩行移動かは不明。
これはTwitterのフォロワーさんに教えてもらいました。感謝!
ランウェイ(Runway)
滑走路。ここではおそらく、カタパルトが通過する発進路のこと。
プリズム粒子コーティング
"標的から見た角度に対してのみ、装甲の構成面レベルで自機の姿を完全に消す事の出来る特殊ステルス"技術(Wikipediaのガンダムデスサイズの項より)初出は『ティエルの衝動』。
タリホー(Tally Ho)
キツネ狩りにおいて、猟犬をけしかける掛け声のこと。転じて、『目標視認』。

Frozen Teardrop 贖罪の輪舞(上)・(下)が出たのでトレーズ閣下の親戚関係など

ようやく、待ちに待ったFrozen Teardropの単行本が出ました!
もちろん入荷当日に段ボールから出していただきました(気が早い)
ガンダムUCと違って、かなり部数を絞ってきていると思われるので、どこも入荷点数が少なかったようです。

さて、贖罪の輪舞篇はトレーズ閣下(とヒイロの幼少期)のお話だったわけですが、連載当時「人物の親戚関係がさっぱり分からない」という方が周囲に結構いらしたので、こんな資料を作っておりました。
地球の貴族は試験管出生とかあんまりやらなさそうなので、とりあえずおおむね結婚しているものとして図を作成しております。あとネタバレは入れてません。
誤りがありましたら、ぜひ、教えていただけると嬉しいです!

家系図

いつかは公式が資料集を出してくれるものと期待していますが、こうして自分で理解を深めるために資料を作るのも楽しいですね。