2011.05.29 Sun.

ガンダムエース7月号感想

6/25にはFrozen Teardropの3巻が出ますよ!
敗者たちの栄光1巻も緊急重版ですってよ!

ガンダムエースの感想は基本的にTwitterでつぶやいていたのですが、最近ネタバレTLに参加する方がとても多くなってきたので(大変うれしいことです)自分でも何を言ったんだか後からちょっと思い出しにくくなってまいりました。
そんなわけで、そろそろこちらでもFTの感想をぶちまけさせていただきます。
Twitterログのまとめですので、とりとめ一切ありませんが、それでもよろしければどうぞ。

Frozen Teardrop 連鎖の鎮魂曲Ⅲ・後編

■五飛vsラナグリンのゼクス

まさか、ガンダムで空戦ネタを拝む日が来るとは……!
隅沢さんの経歴にマクロス7とマクロスVF-X2の脚本参加がありますので、その頃に得た知識が活用されたと見ました。
接近戦を得意としていたファザーが、同じインファイトタイプの五飛の戦いぶりを解説してくれるのは、分かりやすくていいですね。
そしてゼロシステムを凌駕したのは五飛のナタクに対する愛であった。パトレイバーか。
で、ゼクスの台詞が一言もないのは、あのゼクスはやっぱりあれなのですか。デュオがTV終盤で交戦したMDヴァイエイトとMDメリクリウスにゼロを乗っけたようなものなのですか。

ちなみに、ACにはMS同士の空戦はほとんどなかったとのくだりについてですが、そうなった原因としては、まず空戦可能機種が(ガンダム系を除けば)エアリーズとトーラスしかなかったこと、トーラスはロールアウトが遅く、ほぼOZ専用の機種でしかなかったことが挙げられると思います。
また、通常の軍隊であれば陸海空に分かれているところを、ひとつに統合して運用したのがOZのMS運用のミソでもあったわけで(この辺はFT1~2巻参照)、例えば敵が空戦を仕掛けてきたとしても空戦機だけで対応するケースはほとんどなかったのではないでしょうか。
という憶測をしてみましたが、果たしてどうでしょうか。

あと、今回も五飛にナタクと呼ばれっぱなしの《エピオンパイ》は、機体色からして恐らく《エピオン・白》(パイは白の中国語読み)と表記した方が分かりやすいのではないかしら。

■キャシィさんの趣味

よく考えたらプロローグの頃から伏線を張っていたような気がしますが、キャシィさんの趣味はクラシック鑑賞ということで良いのでしょうか?
それとも仕事にBGMがないとやってられないタイプなのでしょうか(弊社にはよくいます)
再度パトレイバーのネタで恐縮ですが、ワーグナーの「ワルキューレの騎行」と言えば、内海課長がグリフォンのBGMにしようなどと企んだ挙句に、勝手に機体に外部スピーカーを搭載して、それを勝手にバドが使って正体が露見するなという流れで使われたので、私の中ではあの曲は敗北フラグでございます。

キャシィがコーヒーを淹れるのが上手いのは分かったんですが、逆にサリィさんは苦手とのことで、味音痴なのか、オフィスによくあるユニマットの作り置きみたいなので全然平気なタイプなのか、どっちなんでしょうかね……。

■ファザーの中二病が止まらない

「オレはデスペラード(=無法者、命知らず)だから、何事もビターな方が性に合っている。」

君の過去のあれのことを言ってるのなら、あれはただのヤンチャである。

■ウルカヌスは健在でした

今もなお健在かは知りませんが、やはりノイエンハイムが回収していました(とファザーは見ている)。
ですよねー。ですよねー!
二次創作の火星本でウルカヌスを回収させていた私としては、激しく頷くしかございませんでした。
それにしてもビルゴIVは強い。ガンダム史上最強の量産機ではなかろうか。

■渓谷の戦い

実は一番萌えたのがこの戦闘でした。
デュオJr可愛い! 最初えらい凄んで登場していた目つきの悪い子はどこに行きましたか。
機体の運用法も、父親のそれと似ているようで、微妙に得意なポイントが違っているようなのがとてもいいです。
手先が器用であることは、前回と前々回でちゃんと伏線を張っていましたしね。

スノーホワイトのバスターライフルの威力はウイングのバスターライフル以上、ゼロのツイン以下くらいの認識でいいのでしょうか。で、予備カートリッジあり、ゼロシステム搭載、……だんだんスペックが明らかになってまいりました。
ところで、予備カートリッジぶっ潰したということは、今後は予備なしでのライフル運用になるんですが、大丈夫ですかヒイロよ……。

ゼロシステム同士で戦術リンクするヒイロと五飛に加えて、Jrもファザーの預かり知らぬところでヒイロと連携を取り始めているのが可愛くて、チームとしてもこの先が期待できます。
親に秘密を作って子供は大人になるのだ。
まあ、相変わらず貧乏くじを引かされているようですが!(閃光と衝撃でぐらんぐらん)

ゼロシステム稼働中は通信できないというのは、スペック的にできないのではなくて、運用的にできないのだと考えます。
現にヒイロはこの後、稼働中に応答してきました。
ゼロを介さない通信を行うことで、ゼロと脳の接続精度が落ちてしまうのかもしれません。

■カトリーヌ再登場

地味ですが、もしかしてMCで初めて《ガンダム》の単語が出ましたか?
彼女が基地にハッキングを仕掛けたのは恐らく衛星ハッキング中~五飛交戦中だと思われますが、そうだとすると基地の人手不足が悔やまれ過ぎます。五飛はとっとと人員を充実させた方が良いのではないかと思います。
プリベンターは地球圏統一国家に属していて、火星連邦ともラナグリンとも敵対関係にあるようですが、ということは基地自体も極秘の存在だったということで良いのかしら? 場所を知られたということは撤退した方が良くない?
謎は深まる一方です。

■リリーナ様登場

彼女のティーセットはロイヤルコペンハーゲン、覚えた。
ロイヤルコペンハーゲンはデンマークのメーカーで、デンマークはAC暦にはサンクキングダム領のはず。つまりリリーナの故郷のメーカー。というセレクションだと思います。
敵地に乗り込んできた挙句に午後のティータイムというのはいったい何なんですか。脅しですか。
ノインさんには是非執事のスタイルでリリーナ様に付き添っていただきたいと思います。

『こちら白雪姫、何か用か』

ああやっちゃったよ! その恥ずかしいコードネーム! なんでそんなコードネームにしてしまったの!

ところで、ファザーたちが敵意を剥き出しにするほどリリーナ様がおかしくないように思うのですが、彼女の一体何がおかしくなっているんでしょうか。Twitterで頭を突き合わせて考えてみたのですが、

  • なんかか弱い感じがする
  • なんか勢いがない
  • ぼろぼろすぐ泣くのはおかしい
  • 妙に少女っぽいのがおかしい
  • もっと態度が大きくないとリリーナ様じゃない

……みんながリリーナ様をどう思っているのかよく分かったよ。
リリーナ自身も自分のおかしさに気付いているようなので、ファザー謹製のファイルで何かが変わることを期待します。

■ヒルデ生きてた!

暫定死亡フラグ折れた!
前回までの筋立てだと、明らかに死亡フラグ(あるいは、こう、震災直後にはとても掲載できないような生死不明のなりかたのフラグ)が立っていたので、無事でよかったです。
退場をきっかけにファザーとJrが変わらざるを得なくなるという展開だったと予想していたのですが、今回の生存の件で、誰か違う重要人物を据えようと予定していたところに再配置されたんじゃないかなーとか、そういう下衆い勘繰りをしてしまいました。でも嬉しいよ! 生きてさえいれば丸儲けですよ! あれだけデュオに戦わせてもらえなかった娘さんが、ついにリリーナ陣営に嫌がられる存在にまで!
でも何の博士なのですか。今までの経歴を見ていると文系バリバリに見えるのですが。

Image: 20110529.jpg

■トールギスヘブン

トールギス! ヘブン!

※画像は想像図です。

何というバカっぽいネーミングと思いましたが、デスサイズ→デスサイズヘル、トールギス→トールギスヘブンの流れと思えばたいしたことがないことに気づいてしまった。慣れって恐ろしいです。
それより、250機の無人マーズスーツを瞬時に撃墜する謎兵装の正体が気になります。
MD機を落とすのだから、ジャミング兵器なのかと思いますが、そうだとすると(MDと目される)エピオンも落ちないとおかしいしなあ……うーんうーん。

■PPP(パーフェクトピースプログラム)

ファザーへの注射が怪しいと思っていたら、やはり黒でした。風土病ワクチンと銘打っているのは、そうすることで接種率を高めるためだと思われます。もしかしたら、風土病自体がPPPのシステムの一環かもしれません。
恐らくナノマシンのようなもので、宿主の思考や行動に介入してくるものだと思うのですが(MGSのらりるれろ現象参照)、だとしても事故に巻き込んでみるとか、いろいろ抜け道がありそうなので、もっと斜め上でタチの悪いシステムを期待いたします。

ガンプラでワルツを

コミカライズ用の本気絵で誘い(ページをめくらせる)とか、卑怯よー!(シルビアの物真似で)
実際にこの画面をコミックの中で拝めるのは、ざっと計算して7年後くらいでしょうか……。

いざページをめくると、手で持ってブーンドドドってやってる高校生と大学生(学校に行っていれば)がいて、図らずも目から汗が出そうになりました。か、かわいい……世が世ならこうだったよね……。
必死に自分の機体のよさを主張している男の子2人と、もしかしてMSとかどうでもいいんじゃないかと思われてならないリリーナ様のギャップが可愛すぎます。

販促されるまでもなく、MGエピオンも発売当日に買います。
余談ですが、ヨドバシ梅田のレジ近くには、

「五飛教えてくれ、レジはいったいどこにあるんだ……ゼロはオレに何も教えてくれない」

などという謎のコントの張り紙が出ております。
五飛たんのアンサーはここには書きませんが、ちゃんとヒイロに教えてあげてましたよ! 親切だ。

敗者たちの栄光

トレーズ様がヴァンの写真を大事にしているっぽいのが追加ポイントですね。
やはり、何となくマリーメイアに似ている気がします。

それから今回は、扉絵で騒然となりました。髪解いたデュオの絵って、公式では初ではないですか?

ガンダムEXA

ときたさん作画の最新作。「エグザ」と読むのが正式だと思いますが、たぶん雑誌名にかけて「エクストラエース」の意味合いがこもっていると思います。
具体的な設定についてはまだ何も明かされていませんが、データに閉じ込められたりナビの超AIがハックされて帰還できなくなったりおまけに敵対勢力のダイバーに遭遇したりする王道展開がいつかきっと来るんですよね!(※思い込み)

ここから先、個人的には黒歴史は一つの世界における直列の歴史ではなく、並列する平行世界の総称だと思っているので、その思い込みと勝手に接続しますと……。
ふつうの直列黒歴史だったら、誰でもアーカイブを閲覧すれば黒歴史を閲覧できます。
が、もし黒歴史が平行世界の中に広がっているとしたら、多世界を観測できる量子コンピュータ(あのAIセシアとか)と特殊能力持ちのダイバーだけがあの施設を通して多世界歴史にアクセス可能とか、そういう妄想が膨らんでくるわけです。
どっかで見た設定だと思ったら『量子宇宙干渉機』(ホーガンのあれ)でしたが、よく考えたらガンダムは『星を継ぐもの』とかタイトル拝借してるし関連を指摘したところで今更でございました。

興味があるので早く世界の設定を知りたいところです。
きっとWも取り上げられると思うので、楽しみ!

……ツイートをまとめたら10KBになっておりました。ちょっとしたSS並みの分量です。
毎月こうなるかは分かりませんが、萌えたぎったらまた感想を書きたいです。

2005.01.17 Mon.

01/17 読書メモ

新機動戦記ガンダムW外伝 右手に鎌を左手に君を

お布施として文庫版を購入したので、旧版とあわせて再読しました。

むー。表紙はセルかCGがよかったな。綺麗なCGで処理された別の文庫と並べられると、どうしても見栄えの評点が厳しくなります(ちなみに、わたしの地元では隣は『ヴァンパイヤ戦争』でした……タイトルはうろ覚え)あと、9年の年月が経つと、ガンダムとパイロットのイメージの結びつきが強固になってしまって、具体的にいうとデュオとウイングゼロ(TV版)ってなんかチグハグだ。

中身はちょこちょこと加筆が入っています。目立つのは表記がマクスウェル→マックスウェルに変わったことと、例のプレゼントの処理方法が変わっていたこと、あと不法居住者がL以外にもいて、彼女が置かれている立場がわかりやすくなっていたこと、あたりだと思います。他にももっとあるかもしれません。

初版の時から思っていたのですが、タイトルの割にはデュオって女の子の扱い下手です。ヒルデに対してもそうですが、そのうち『Adieu Lovely Nancy』(能天気な男の歌なんだこれが)みたいなオチをやらかしそうで怖いったらありません。

アディは出会う人間を間違ったなあ、とも。天涯孤独の身のデュオに母親との確執を訴えても、たぶん彼にはアンリアルな世界の話で同情のしようがなかったでしょう(メタファで表現されているように、自分の中にない異物。気持ちの悪いもの)。実際対応が冷淡。ヒイロも無理か。トロワはよくわからないなりに一生懸命解決方法を考えてくれるかもしれない(女の子に対しては最適解じゃないな)五飛は「気合で乗り越えろ」とか叱るタイプだ(たぶん最悪)父親と対立していたカトルだったらよかったか。そもそもカトルは問題の親子の母親の方には接触していたのでした。……説得できなかったけど。

あとは雑感。

MSサイズの天使像を見てOZの士官は何も気づくところはないのか(笑)

ヒイロ、髪と体型を隠せばどうにかなると思ったのかオマエは、このスカポンタン(笑)そのアホさ加減が好きではある。

長年ほったらかしだった某アレ、兵装にバルカン砲しかないんじゃ戦闘力はリーオー以下です(笑)指揮官機として運用するんだろうけど、自分の身は自分で守れた方がー。

絶対4度の宇宙空間で運用するマシンに使えるオイルってどんなだとか(ちょっと無知なので自信なし)

MS戦で開く程度の穴だったら空気ってそんなに急激には抜けないらしい、とか(UC型コロニーのスペックで、気圧が半分になるまで月単位。容積の小さいAC型でも日単位じゃないだろうか)

致命傷だって気づいてやれよ、あーたが殺したようなもんだろう、とか(再読するまでわたしも気づかなかったけど)

呪いの関係がいまだに理解できません、誰か教えてください、とか。

このお話にはまず、外伝という呪いがかかっている。登場キャラクターの心性は最初から最後まで変わらない。NPCさえありようを変えない。状況も何一つ解決しない。

なんか普段PC2とかやってるプレイヤーにPL1をさせたら勝手がわからずセッション大失敗、ってプレイ風景を想像してみたりとか(FEARに染まった表現)

……あとはすべて同人誌を制作している自分にまず向けるべき言葉だと思うので、沈黙します。